いよいよ夏本番。
日差しも強く、暑い日が続くようになってきました。
夏に気を付けたいのは熱中症です。
涼しい部屋にいるから、水分をとっているから、と油断していると知らず知らずのうちになってしまうことも。
今回は、オフィスでの熱中症予防方法をご紹介します。
オフィスで熱中症になる原因は?
熱中症になるのは、オフィスの環境によるものと身体的なものによるものがあります。
オフィス環境が原因
- 直射日光が当たる場所にいる
- パソコン・プリンターなどの機器が密集している場所にいる
直射日光に当たらないよう、カーテンやブラインドで遮光することが非常に重要です。
そのまま日に当たっていると、炎天下に近い状態になってしまうことがあります。
また、部屋の中が涼しくても、涼しくしてくれる機器は熱を発しているので、これらが密集している場所にいる人は要注意です。
身体的なものが原因
- 睡眠不足の時
- 涼しい部屋から急に暑い場所(外など)に出た時
- 温度や湿度が急に上がった日
睡眠不足による体力の低下も、熱中症にかかりやすくなる要因です。
また、涼しい部屋にいても急に暑い場所に行くと、気温の変化に体がついていけないということがあります。
湿度が高い場合も、うまく発汗できず熱を体内にためてしまうので、気温だけでなく湿度にも注意しましょう。
熱中症予防の方法
熱中症を予防するために、以下の方法を試してみると良いでしょう。
体の温度を上げてから外出する
冷房の効いた部屋から外に出る場合、出る前にストレッチなどをして体を温めてから外出しましょう。
血の巡りをよくすることで、体を慣らすことが大切です。
体を冷やす
冷却グッズなどが発売されているので、それらを利用して体の温度を下げましょう。
睡眠をとる
体力の低下は熱中症の原因にもなります。
寝不足の場合、思い切って寝てしまうのも効果的です。
水分・塩分を補給する
ランチでは、みそ汁やスープなど塩分を補給できるものをとると良いでしょう。水分補給をする時に、スポーツドリンクばかり飲んでしまうと糖分の取りすぎになってしまうので注意しましょう。
窓からの熱を抑える
断熱スプレーや断熱シートを使うことにより、簡単に熱を抑えることができます。
また、遮光カーテンやブラインドで直射日光を避けることも良いでしょう。
必要のない機器の電源を切る
使用していない機器がある場合、それらの電源を切りましょう。
極力熱の発生源をなくすことが効果的です。
無理せず何かあればすぐ病院へ
オフィスでも予防をしておくことで、熱中症にかかるリスクは減らせます。
上記を参考にし、熱中症予防に役立ててみてください。
もし万が一熱中症にかかってしまった場合は、水分をとり体を冷やし、専門医に早めに見てもらいましょう。