転職活動をする際、現在の会社をまだ辞めていない状態でしている人も多いかと思います。
しかし、転職活動をしていることが現在の職場にばれると気まずいですよね。
今回は、現在の会社に内緒で転職活動をする際に気を付けたいポイントをお伝えします。
転職活動がばれないために気を付けたいこと
現在の会社の社員に、転職活動をしていることがばれてしまうのは避けたいところです。
そのためにも、以下の点に気を付けて行動しましょう。
服装がいつもと違う
普段スーツを着ない職種の人は特に注意が必要なのが「服装」です。
いつもはカジュアルな服装をしている人が突然スーツで出社してきたら驚くのも無理はありません。
出社前や退社後に面接を受けに行く場合、勤務先や応募する会社の近くの駅のコインロッカーなどに着替えを用意しておくことをおすすめします。
面接・仕事が時間ギリギリになって間に合わない…と焦ることのないよう、余裕を持った行動ができるようにしましょう。
また、普段スーツを着ている人でも髪型がいつもよりもしっかりしているなど、些細な変化からばれてしまう可能性があるので注意が必要です。
会社で転職サイトを見てしまう
オファーや応募した会社からの合否連絡など、気になる気持ちはわかりますが、勤務中は転職サイトやメールの確認をするのは極力控えましょう。
会社のパソコンで見るのはもってのほかですが、自分のスマートフォンだとしても誰が覗くかわからないため油断は禁物です。
また、応募先の企業や転職エージェントから電話などの連絡がくるかもしれませんが、出るときは周囲に人がいない場所への移動をしてください。
突然有給休暇を取得
転職活動では、特に土日休みの会社は平日に面接をすることも多いです。
現在の職場が同じく土日休みの場合、面接で休まなければならない時もあるかもしれませんが、あまり急に有給を取り始めると「何かあるのか」と疑われてしまいます。
仕事の前後の時間に面接を受けられるようならそこで受けて、有休を使う場合もなるべく面接の予定をまとめて入れましょう。
SNSで発信する
職場の人をフォローしていない、知人しか見られないようにしているから大丈夫、と油断していると危険です。
人の口に戸は立てられぬ、といいますが、知り合い同士がつながっている可能性もありますし、中には悪意を持って転職しているということを広める人もいるかもしれません。
また同様に、仲のいい同僚しかフォローしていないという場合でもSNSでの発信はやめましょう。
雑談の中で無意識に話題に出る可能性がありますし、噂話のレベルでもそこから職場の人へとつながる可能性もあるので、どれだけ仲のいい同僚だったとしても漏れてしまう危険性があります。
相談をする場合は本当に信用・信頼できる知人や家族に、SNSでの発信は退職日が決まり最終出社日を終えた後にするといいでしょう。
転職活動がばれると…
転職活動をしていることがばれても、応援してくれる職場であれば何の問題もありません。
ですが、残念ながらそういう職場ばかりでないのも事実です。
転職活動ができないように有給を取らせない、面接に間に合わないように残業を押し付けてくる、あからさまに冷たい対応をとる…といったことをされる可能性もあるので、万が一転職活動が長引いてしまうと大変です。
転職は自分が幸せになるためにするものです。
後悔のない選択ができるよう、「ばれたら邪魔されるだろう」と思うような職場では上記のことを必ず守って転職活動をしてください。
在職中の転職活動は慎重に
在職中の転職活動では、以上の4つのことに気を付けて慎重に行動してください。
- いつもと違う服装
- 突然有給消化
- 口コミ・評価サイト
- SNS発信
せっかくの転職活動なら、最後も円満退職で終わりたいもの。
穏便に退職できるよう、在職中の転職活動はばれないようにしましょう。