面接の場で、求職者が本当のことを言っているのかわからない時はありませんか?
言っていることが真実なら問題ないのですが、中には自分をよく見せようとするために話を誇張したり、嘘を話したりする求職者もいます。
今回は、採用担当者が面接で求職者の嘘を見抜くためのヒアリングのポイントをお伝えします。
①5W1Hでとことん掘り下げる
程度はともかく、面接の場で求職者が話を盛ることは少なくありません。
そのため、採用担当者は誇張された話に惑わされず、本来の求職者のポテンシャルを見極める必要があります。
この時に、5W1Hをもとにロジカルに質問をするという手段が非常に有効です。
「それはなぜなのか」「どのように実現したのか」というような具体的な内容や、数値や名称、理由や根拠などの質問を意識して聞いてみましょう。
質問の具体例
・具体的にどのような業務内容だったのですか。
・どんな取引先があったのですか
・月に何回その仕事をしていましたか
・その業務で苦労したこと・工夫したことは何ですか
・何故その業務が必要だったのですか など
②求職者の仕草をチェック
後ろめたい時、嘘をついているときは、無意識に表情や仕草にでてしまいがちです。
面接では特に緊張している場合が多いため、質問内容だけでなく求職者の仕草もしっかりとチェックしておきましょう。
要チェックな仕草の例
・下を見る
・目線を合わせない
・突然早口になるor話の店舗が悪くなる
・饒舌になるor無口になる
・体の特定の一部分をやたらと触る、手をやる など
③最後に、もう一度聞き直してみる
①や②で見てきて怪しいと思った場合、最後にもう一度同じ質問をしてみましょう。
嘘をついていなければ、一貫した回答を得られるはずですが、もし話を誇張したり嘘をついていたりする場合、求職者の動揺や話の内容のブレが見られることがあります。
まずは面接になれること
ここまで求職者の嘘を見抜く方法をお伝えしてきましたが、まずはやはり面接になれることが一番です。
面接に慣れてくれば、求職者の受け答えの中の小さな引っかかるポイントを見つけることができます。
あとは、そのポイントを仕草にも注意しながら深堀りしていけばいいのです。
最初のうちは、上記の3つの方法を意識し、面接に慣れるために回数をこなしていきましょう。