転職活動において面接は避けて通れないもの。
書類選考は通過するのに面接が通らない…という場合、もしかしたら自己分析や企業研究など、準備が足りていないのかもしれません。
今回は、面接でよくある失敗例10個とその対策法をお伝えします。
面接でよくある失敗例10個
面接を通過するためには、過去の面接で失敗してしまったことを改善することが大切です。
しかし、その失敗が何なのかわからなければ改善しようがありません。
よくある失敗例をご紹介しますので、自分が当てはまるかのチェックリストとして面接前に確認してみてください。
失敗例①緊張で頭が真っ白になる
応募先の企業の志望度が高いほど、緊張して頭が真っ白になってしまうことがあると思います。
どんなに事前準備をしていたとしても、本番当日にその力を発揮できなければ努力が無駄になってしまいます。
本命の企業の選考を受ける前に、事前に面接の場数をこなし慣れておく、自分なりのリラックス方法を見つけておくなどしておきましょう。
失敗例②企業研究が足りない
面接官は、どれだけ自社について応募者が調べてきているのかを知るために、自社に関する質問をすることがあります。
事前に企業情報を調べておかなければ、質問にうまく答えられず、面接官からは「自社に対する志望度が低い」「熱意がない」と受け取られてしまいます。
失敗例③想定外の質問につまる
マニュアル通りに答えすぎて、想定外の質問がくるとうまく答えられない場合も、「臨機応変さが足りない」ととられ不合格になる確率が高まります。
面接練習の段階で、王道の質問以外にもうまく答えられるようにしておきましょう。
失敗例④逆質問ができない
質問に答えることばかりに気を取られていると、いざ「何か質問はありますか？」と言われたときに答えられないことがあります。
ここでありませんと答えてしまうと、自社に興味がないと面接官がとらえてしまうことも。
事前に企業研究をするうえでわからなかったこと、疑問に思ったことなどを逆質問として答えられるように用意しておきましょう。
失敗例⑤ビジネスマナーができていない
お辞儀ができていない、挨拶がない…など、基本的なビジネスマナーができていない場合、どんなに優秀な人物でも評価が下がってしまいます。
エージェントなどを頼り、きちんとしたビジネスマナーをしっかりと叩き込みましょう。
面接前にはこちらをチェック！
>>面接前におさらいを！焦らないための面接マナー<<
失敗例⑥敬語が使えない
自分は敬語を使っているつもりでも、フランクすぎる言い方をしている場合があります。
「やはり」を「やっぱ」、「そうですね」を「そうっすね」など、心当たりがある場合はより注意しましょう。
敬語を使えることは社会人の基本ともいえるので、早いうちに身に着けておきましょう。
失敗例⑦面接中に携帯電話が鳴る
面接中は携帯電話の電源を切っておくかマナーモードにすることは当然です。
しかし、それをうっかり忘れて面接中に通知音などが鳴り、気まずい雰囲気になってしまうことも。
応募先の企業に入る前に、きちんと携帯電話が鳴らない状態になっているかを確認しましょう。
失敗例⑧面接に遅刻する
当日に不測の事態が起き、面接に遅刻してしまうこともあるでしょう。
できるだけその可能性がなくなるように、前日までに持ち物や会場までの交通手段、かかる時間、道のりなどを確認しておきましょう。
約束の時間への遅刻は社会人として致命的です。
当日、どうしようもないトラブルに巻き込まれた場合は、応募先企業に間に合わないことが分かった時点で早めに連絡を入れておきましょう。
失敗例⑨面接会場を間違える
面接会場の多くが初めて行く場所だと思います。
そのため、場所や道のりをしっかりと把握しておかないと、当日迷ってしまうことも。
約束の時間に遅れないためにも、早めの行動と前日の確認をしっかりとしておきましょう。
失敗例⑩面接会場への道で迷う
特に、面接会場が地元ではなく遠方の場合は迷いやすいです。
土地勘のない場所だと特に、迷ってしまった時も焦りやすくなります。
なるべく時間に余裕をもって行動するようにしましょう。
面接で失敗しないためのチェックリスト
ここまで面接でありがちな失敗例を見てきました。
上記のような失敗をしないためにも、下記のチェックリストを面接前に確認しておきましょう。
持ち物は前日にそろえておく
持ち物は、必ず前日までに用意しておきましょう。
当日の朝に確認をすると、あると思っていたものがない時に焦って用意することになります。
最悪の場合、探すのに時間がかかり面接に遅刻してしまうことも。
遅くとも前日までに準備は終わらせておきましょう。
模擬面接をしておく
緊張しやすい人は特に、模擬面接をして面接の空気に慣れておくことが大切です。
無料で模擬面接をしてくれる転職エージェントも多いので、うまく活用して当日にスムーズな受け答えができるようになっておきましょう。
想定される質問への答えは用意しておく
面接で質問される質問は似通っていることが多いです。
例えば、転職理由や志望動機など、これは質問されるだろうというものをピックアップしておき、それに対する回答も用意しておくと心にも余裕ができます。
面接の想定質問一覧
>>これで準備OK！面接で聞かれやすい想定質問25選<<
鏡で身だしなみをチェック
鏡を使うときは、小さなものではなく大きなものを使って身だしなみを確認しましょう。
スーツのしわや汚れなど、小さな鏡だと見えずに気づかないことがあります。
全身鏡を使って事前に確認をし、面接に備えておきましょう。
事前準備をしっかりしておこう
ここまで面接でよくある失敗例10個と対策をみてきましたが、いかがでしょうか。
前日までにしっかりと準備を終わらせておき、当日は時間と心に余裕を持って行動できるようにしておきましょう。