社員のモチベーションを上げるために最近注目されている「ピアボーナス」をご存知ですか?
社員同士でお互いの仕事にインセンティブを送りあう仕組みのことで、エンゲージメントを高めるための施策の一つとして利用されています。
今回は、ピアボーナスのおすすめツール3つをご紹介します。
ピアボーナスのメリット
①社内のいい部分が可視化される
今までは気づかれなかったような小さなことも、お互いに称賛しあうことで社員へ広がります。
いい部分が可視化されると、周りから評価される人がしている行動が見えるようになるので、ほかの社員が参考にしやすくなります。
②雰囲気や組織風土が改善される
お互いを褒めるという文化を作ることで、社員の承認欲求を満たすことができます。
承認欲求が満たされると会社や一緒に働く社員への愛着審も生まれるため、離職率の低下や職場の雰囲気・組織風土の改善が期待できるでしょう。
③コミュニケーションが活性化される
報酬を贈りあうことで社員間にコミュニケーションが生まれます。
その内容も称賛のため、「こんなことをしてくれてうれしかった」「こんな成果が上がった」というポジティブな内容です。
今までになかったコミュニケーションが生まれるきっかけとしてのメリットがあるでしょう。
ピアボーナスのデメリット
①コストがかかる
運用のためには当然ですがコストがかかります。
また、報酬を金銭で設定している場合、原資を用意する必要があり、その報酬に見合った効果が出ているかをきちんと確認しなければなりません。
②導入した後の運用が必要
一部の社員にだけ称賛が集まる、縁の下の力持ちのような存在の社員にはあまりスポットライトが当たらない…。
ピアボーナスを導入した後、そういった問題が起こる可能性があります。
導入しただけではいい効果がでているかわからないため、どのような不満が出ているか、バランスが取れているかを把握し調整していく必要があります。
ピアボーナスのおすすめツール
HeyTaco!
「HeyTaco!」は、お互いにタコスを贈りあい、獲得したタコスの数によって特典をもらうことができるというツールです。
アメリカの会社のツールなのでサービスは英語のみですが、報酬を自由に決定できるので、自社に合った運用が可能です。
THANKS GIFT
「ありがとうカード」を社員で送りあうツールが「THANKS GIFT」です。
企業理念や行動指針に沿ったオリジナルコインを贈りあうことができるので、理念の浸透にも効果があります。
Unipos
「Unipos」はスマートフォンやチャットツールからも簡単にピアボーナスを贈りあうことのできるツールです。
ハッシュタグや拍手機能などがあり、SNSとしての運用も可能です。