最近注目されているオンライン面接。
新卒採用で取り入れている企業が多く、地方でオフィスに来るのが大変な人も時間と交通費をかけずに面接ができるようになりました。
今回は、オンライン面接についてご紹介します。
オンライン面接とは?
移動時間や交通費をかけなくてすむオンライン面接。
使い方も簡単で、PCやスマホを通して学生と面接を行います。
上手く活用すれば、採用の母集団も増えより多くの人へのアプローチが可能になります。
使い方も簡単で、PCやスマホを通して学生と面接を行います。
また、面接だけでなくオンライン面談として活用することもできるので、内定者フォローにも活用できます。
オンライン面接のメリット
応募へのハードルが下がる
地方にいる学生は、大学やアルバイト、他社選考の都合で長距離を移動するのを躊躇しがちです。
また、移動にもお金がかかるので応募数が少なくなっていました。
オンライン面接では移動の必要がないため、学生がどこにいても面接が可能です。
そのため、距離や時間がネックだった学生も集めることができます。
採用担当者の教育ができる
オンライン面接では、録画機能がついているツールが多いため、面接内容を録画することができます。
普通の面接ではカメラ置くと学生が緊張したり不信感を持つなどのデメリットが生じます。
ですがオンライン面接では学生もカメラを意識せずに、緊張することなく面接に臨むことができるのです。
録画した面接内容は後で振り返りに使う、採用担当者の教育の際に使用するなど様々な用途に活用することができるでしょう。
学生との早期接触が可能
いざ面接をしようと思っても会議室が空いてない…
仕方がないから日程を遅らせた…
という経験はありませんか?
学生は、様々な企業にエントリーし選考を受けています。
そのため、選考にはスピードが命といっても過言ではありません。
オンライン面接なら、企業側の都合・学生側の都合がどちらもつきやすく、選考辞退をされる前にすぐに接触をすることができます。
デメリット
電波が悪いと機器トラブルの可能性がある
オンライン面接をしている最中に、ノイズが入る、画面がフリーズするという可能性もあります。
特に学生がスマホでオンライン面接を行っている場合、通信制限に引っかかってしまうとトラブルが起きやすいです。
トラブルを防ぐために、事前にWi-Fi環境があるかを確認することや電波のいいところで行うようにといった注意喚起をする必要があるでしょう。
対面だからこその情報が得られない
オンライン面接でも画質はよくなってはいるものの、やはり対面の時とは違い表情が読みにくいですしちょっとした仕草や雰囲気の変化にも気づきにくくなっています。
すべての面接をオンラインにするのではなく、1次はオンライン面接、2次は対面、とわけるといいでしょう。
情報管理の徹底は必須
オンライン面接の内容を録画することは問題ありませんが、その管理は徹底しなければなりません。
面接内容には学生の個人情報が含まれているため、万が一漏洩しては大問題になります。
使い終わったデータはこまめに消す、整理するなどしてデータ流失のリスクをなくしましょう。
上手く利用し効率的な採用を
オンライン面接は便利なツールですが、一方情報漏洩などのリスクもあります。
しかし、うまく活用できれば採用コストや労力を減らすことができるので、特に母集団を拡げたいと考えている採用担当者の方は一度検討してみることをおすすめします。