新卒一年目で転職するときに困った5つのこと

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せっかく新卒で入社した会社だけど、転職したい。
でも次の会社が見つかるか不安だし、就職が決まったことに喜んでくれた人に対して申し訳ない…

転職したいと漠然と考えていても、様々な要因から実際に行動にうつす決断をするには時間がかかることもありますよね。

今回は、新卒一年以内に転職をした筆者が実際に困ったこと、知っておけばよかったことをお伝えします。
これから転職をする人、まだ決めていないけれど考えている人は参考にしてみてくださいね。

新卒一年目の転職で困ったこと

それでは、新卒一年目の転職で困ったこと五つを紹介していきます。

①転職の進め方がわからない!

中途採用は、進め方や選考のスピード感など新卒採用とは異なる部分が多いです。
そのため、初めて転職するときはまず何をしたらいいのかわからず戸惑いました。

筆者は、とりあえず大手の求人サイトに登録してみたものの、あまりの求人やダイレクトメールの多さに「自分じゃ選びきれないな」と感じたので、20代の転職に強そうな転職エージェントに登録しました。

スカウト型のサイトに登録する、応募したい企業のHPから自分で直接応募するなど、方法は様々ですが、もしどうしたらいいのか迷っているのならノウハウのある転職エージェントに頼ってみることをおすすめします。

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②履歴書・職務経歴書に書くことがない!

新卒一年目では、履歴書や職務経歴書に書けることがほとんどないのも困りました。
新卒一年目、つまり第二新卒では、スキルや経歴よりもポテンシャル重視の採用がほとんどです。
それでも、すかすかな書類だと「熱意がない」と判断され書類選考の時点で不採用にされてしまいます。

自分が努力してきたこと、小さな実績、学んだ知識やスキルを洗い出し、不安があれば転職エージェントなどノウハウのある人物に相談・添削してもらうと良いでしょう。

書く前に知っておきたい「履歴書」と「経歴書」の違い
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③スーツがリクルートスーツしかない!

筆者が新卒で入社した会社は、制服があったため私服出勤をしていました。
そのため、入社するにあたり新たにスーツを買う必要がなかったので、持っているスーツはリクルートスーツと大学の入学式に買ったスーツが一着だけでした。

幸い、この大学の入学式のためのスーツが就職活動でも使えるような色・デザインだったのでそちらを使用しましたが、「入学式だから少し華やかなデザインにしよう」と思って買っていたら使えませんでした。

とはいえ、ビジネスの世界では真っ黒のスーツは敬遠されてしまうこともありますので、リクルートスーツを着用することはあまりおすすめしません。

できるだけビジネススーツを用意しておきましょう。
転職活動中は、面接に行くための交通費などお金がかかることも多いので、もしスーツを持っていない場合は金銭的余裕も気にしておいたほうがいいかもしれません。

転職に適したスーツを紹介!
>>転職活動におすすめのスーツとは?<<

④同期がどんどん転職していくから焦る!

例えば、入社時には10人ほどいた同期が、気づけば片手で数えられるほどになってくると、「早くしないと逃げ遅れる」という気持ちがわいてきます。
「人手が足りず自分が辞めると運営がまわらない」といった罪悪感や、「転職しないとこのままだと自分がダメになってしまう」という焦りから、精神的に不安定になることも。

筆者の場合は、同期内で「面接に行った」「書類を応募した」という会話が盛んだったのですが、基本的には会社内の人に転職に関する話題は持ち出さないことをおすすめします。
落ち着いて転職活動をするためにも、転職をしようか迷っている段階で準備をしておくといいでしょう。

在職中に転職活動をして、目指せ円満退職!
>>知っておきたい在職中の転職活動の作法<<

⑤内定後の提出書類がわからない!

内定が出て前の会社を退職したはいいものの、転職先への提出書類が手元にない!書類名も聞いたことがない!という事件が起きました。
筆者がなくしたのは以下の三つでした。

  • 年金手帳
  • 雇用保険被保険者証
  • 源泉徴収票

まず年金手帳は、筆者は掃除が苦手なのでどこかに置いておいたものがなくなってしまいました。
そして、焦って再発行してもらい提出した後に絨毯の下から見つかりました。
幸い即日発効したもらったためすぐに入手することができましたが、こうならないためにも余裕をもって探しましょう。

雇用保険被保険者証は、当時聞いたこともなく、また見たこともなかったので必死にネットで調べ、前の会社に連絡するのが嫌だったので自分でハローワークで再発行してきました。
こちらも即日発行でした。数分でできたので驚いたくらいでした。

そして源泉徴収票が一番問題でした。
源泉徴収票は前の会社から送られてくるのを待つしかありません。
提出期限内に間に合わなさそうだったので、自分で確定申告をする旨を転職先に伝え提出は免除。
しかし、いつまでたっても源泉徴収票は届かず、仕方がないので前の会社に電話で連絡し無事入手しました。

どの書類も転職する際に必要ですので、手元にない場合、早めに会社に確認をしましょう。
また、自己保管をしている可能性もありますので、大切な書類はどこにしまったかを普段から把握しておきましょう。

年金手帳の再発行はこちら
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転職は焦らず自分のペースで

実際に困った事五つをみてきましたが、いかがでしょうか。
わからないことや不測の事態が起きると、焦ったりパニックになったりしてしまうかもしれませんが、ひとつひとつ焦らず落ち着いて解決していきましょう。
「早く転職しなきゃ」と焦ってしまうと、次の転職先でもまた同じことの繰り返しになってしまう確率が高いです。
自分に合った会社を見つけるためにも、事前の準備や下調べをしておき、自分のペースで転職活動を行いましょう。

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